絶対読んでほしい!珠玉の競馬漫画『白星のギャロップ』【041】

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こんにちは、思いのほか忙しい年末を過ごしているENOKI(@enoki0520)です。
 
部屋の大掃除は終わらせましたが、WordPress移行準備や英語の勉強、ワーホリ情報収集など、まだまだやることは山積しています。

 

そんな中で、最近はちょっとした息抜きで漫画を読んでいます。
無料で漫画を読めるアプリをインストールして、ずっと読みたかった名作はもちろん、初めて名前を聞く作者の作品も読めて、かなり楽しんでいます。

 

そして今回はその中でハマったとある作品の紹介記事です。
その名は…
 
『白星のギャロップ
 

"はくせい"と読みます。
作者は西連助(にし れんすけ)先生。
タイトルからもわかる通り、競馬漫画です。

この記事を執筆している2017年12月17日現在、2巻まで発売されています。

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 あらすじ

主人公・森 颯太(もり はやた)は乗馬スポーツ少年団に通う中学2年生。

騎乗の才能があり、周囲からも競馬学校への進学を勧められるが、母子家庭で全寮制の学校に進学し、母を一人ぼっちにできないと断り続けている。

そんなある日、母が急逝。

疎遠になっていた母方の祖父母から自分の出生についての真実を聞かされ、リーディングジョッキー最多勝利騎手)になるべく、競馬学校に入学する…。

 

 

ここが好き!

わたしがなぜ『白星のギャロップ』をこんなにも推すのか。

その理由を紹介します!

※あくまで個人的な意見です。


① 「ずっと待ってた主人公がここにいた…!」と思う、理想の主人公

突然ですが、漫画に対する不満を1つ。

物語の主人公って、"きれい"に作られすぎていると思うんです。

例えば、以下のような主人公に見覚えは多々ありませんか?

  • たとえひどい目にあっても、加害者がピンチになると真っ先に助けるし、今までのことも笑顔で許す。
  • 正義感かなり強い(正々堂々戦いたがる)。
  • 周囲に対する負の感情が一切ない。
  • 「自分が諦めればみんなが幸せになれるんだ」思考を持っている。※特に恋愛系少女漫画

 

わたしはこの手の主人公に、かなり苦手意識を持っています。

わたしはこの手の主人公と違って、きれいな感情ばかりを持ってはいません。

なので、理想像を押し付けられているような気がして、どこか息苦しさを感じてしまうのです。

 

それに、いくら人生の修羅場をくぐっていないような中高生が主人公でも、人間ずっときれいな感情ばかりじゃないと思ってしまいます。

逆に大半の中高生はクラスや部活といった狭いコミュニティーで生きてるし、真っ白な感情だけで生きるのなんて無理じゃない?リアリティーなくない?と思わずにいられません。

 

こんな考えで漫画を読んでいるのは、わたしのような心が荒んだ人間だけかもしれませんが…。笑


でも、今回の主人公・颯太は違いました。

競馬学校の受験を決めた理由を1話で見たときの、鳥肌が立つ感じは忘れられません。

「颯太こそずっと待ちわびていた主人公だ…!」そう確信しました。

 

もちろん颯太が競馬学校に進む理由には、馬が好きという純粋な理由もあるんです。

でも、颯太がリーディングジョッキーにならなくてはいけない理由が最高すぎました。

 

気になる人は、とにかく第1話を読んでください

 

競馬学校の魅力的な同期たち

次に、颯太はもちろんのこと、他の登場人物(競馬学校の同期)がとにかく魅力的なんです。

 

競馬学校は非常に狭き門です。

10人合格すれば多い方で、1年の入学者はだいたい5人程度。

作中では颯太含め6人が競馬学校の門を叩きます。 

 

この6人は、競馬関係の家系出身者4人と、競馬関係者の家系でない(作中の言葉を借りると)"一般人"2人から構成されています。

ざっくりとした同期5人の紹介をします(颯太は割愛)。

 

鮎川圭佑(あゆかわ けいすけ)

 父と兄が現役のジョッキー。

 3回目の受験で合格したため、他の5人より2歳年上。

 (※宝塚音楽学校同様、競馬学校の受験資格にも年齢制限があります。

   年齢制限を上回っていなければ何度でも受験可能です)

 

柏原勇也(かしわばら ゆうや)

 父が元ジョッキー・現調教師。

 颯太に入寮早々"一般人"呼ばわりして突っかかる。

 

鷹野光太郎(たかの こうたろう)

 一般家系出身だが、颯太と違って騎乗経験は皆無。

 一般家系出身以外に、育った境遇も颯太と似ているが、ジョッキーを目指す理由は颯太と対極。

 

立花瑞樹(たちばな みずき)

 北海道で両親は生産牧場を営む。

 女性騎手として活躍することで競馬人気を取り戻すことを夢見ている。

 

榛名正臣(はるな まさおみ)

 父が厩務員(競走馬の世話をする人)。

 父が諦めたジョッキーの夢を託された形で競馬学校の門を叩いた。

 

 

ちなみにわたしが一番好きなのは光太郎。

前出の嫌いな主人公像に当てはまるタイプですが、主人公じゃないのが最高。

 

普通の漫画だと光太郎を主人公にして、颯太はライバルキャラになると思います。

でもあえて颯太を主人公にして、光太郎タイプをライバルに持ってくるところが最高ににくい…。

 

話が進むにつれて、競馬ど素人の光太郎が高倍率の受験をくぐり抜けた理由が何となくわかるようになるのですが、それもまた鳥肌モノ…。

主人公だとあんなに嫌だったキャラクター像がこんなに魅力的に映るんだ…!というのも、『白星のギャロップ』が面白いと思うポイントの一つです。

 

③題材が自分にとって身近だけど、知らないこともたくさん

わたしが『白星のギャロップ』を最初に見ようと思ったきっかけとして、競馬がわたしにとってかなり身近な存在であったことは大きいと思います。

 

というのも、わたしの出身地は東京都府中市

GⅠレースも行われる東京競馬場があります。

そのため、東京=23区としか思っていない人でも競馬ファンなら府中は知っていたり。

免許合宿で長野県に行ったとき、府中と言って伝わる教官は、ほぼ全員競馬ファンでした。

 

ちなみに、市内で一番大きな花火大会が東京競馬場の花火大会ということもあり、わたしも含めて府中出身者は競馬場には親近感を抱いています。

 

わたしの場合は父が競馬ファンということもあり、花火大会以外のレース開催日も、小さいころから競馬場には足を運んでいました。

そのため、そこそこ古い馬の名前もなんとなくはわかるし、実物の競馬場やパドックも知っています。

 

当然のことですが、競馬学校のことはさすがにわかりません。

でも『白星のギャロップ』を読むことで、競馬学校について知ることができています。

100%実際と同じではないかもしれないけれど、在学3年間の流れとか、施設のこととか…。

 

読んだ後に競馬中継を見ると、読む前と見るポイントが変わります。

騎手のフォームや馬の呼吸もチェックするようになりました。

 

わたしにとっては、もともと身近だった競馬をより身近に感じさせてくれる作品です。

 

④馬!馬!!馬!!!

結局ここです。

競馬漫画である以上、馬は欠かせません。

 

競馬で走るのは当然ジョッキーではなく馬。

馬が"競馬をするための乗り物"ではなく、"競技のパートナー"として描かれているのも好感が持てます。

 

馬の表情や仕草も可愛らしくて、作者の西先生も馬が好きなんだなーというのが伝わります。

練習場を常歩で歩く姿はもちろん、模擬レースの躍動感も、エサや水を摂っている姿もとても素敵なのです…!

 

『白星のギャロップ』を読んだ後は、実物の馬を見に行きたい衝動に駆られます。

ちなみに2017年の中央競馬の重賞は、24日の有馬記念中山競馬場)を残すのみ。

有馬記念の中継を見なくても、キタサンブラックの引退レースとしてクリスマスのニュースで報じられる可能性が高いので、ぜひチェックしてみてください!

 

最後に:とにかく読んでください!

一番伝えたいのはとにかく読んでください!ということです。

単純に面白いから薦めたいというのはあるのですが、それ以上に連載が続いてほしい、好きな作品を支援したいという思いが強いです。

 

実は『白星のギャロップ』は完結済みで、2018年1月に完結編の3巻が発売予定です。

この作品は競馬学校の3年間を描いた作品…のはずが、2年の後半以降がかなり駆け足で終わってしまいました。

WEB連載で追っかけていましたが、突然の最終回にはとてもびっくりしました。

 

その事情は知る由もありません。

ですが、初期を非常に丁寧に描いていたし、何より西先生の構想通りの着地ではないように感じて、それが残念で残念で…。

 

プロジョッキー編の連載も決定しているとのことですが、プロジョッキー編こそじっくり最後まで見たいし、西先生にも満足いくように描いてほしい。

そのための支援方法だったり「ファンがここにいるよ!」というアピールをする一番の方法がミックスを買うこと

 

こうしてブログ記事で紹介することも、わたしができることの一つです。

こうした経緯で、今回『白星のギャロップ』の紹介記事を書きました。

それに、一人でも多くの人にいち早く『白星のギャロップ』のことを知ってほしいので、WordPress移行前に公開しました。

 

WEBメディアでの連載ということもあり、「知る人ぞ知る」状態になっているのが現状です。

大きな本屋に行っても見つからない可能性が高いと思われます。

(※裏少年サンデーという、少年サンデーのWEB漫画版?なので、出版社は小学館

 

電子書籍版も売っているので、日本にいない方にもぜひ手に取っていただきたいです。

(※下記リンクはKindle版が最初に表示されますが、単行本に切り替え可能です)

白星のギャロップ(1) (裏少年サンデーコミックス)

白星のギャロップ(1) (裏少年サンデーコミックス)

 
白星のギャロップ(2) (裏少年サンデーコミックス)

白星のギャロップ(2) (裏少年サンデーコミックス)

 

この記事は、WordPress移行後の第3巻が発売されたタイミングでリライトしたいと思っています。

もうAmazonでは第3巻も予約注文できますよ!

白星のギャロップ 3 (裏少年サンデーコミックス)

白星のギャロップ 3 (裏少年サンデーコミックス)

 

 

最後に、西先生のtwitter(@nishirensuke)も要チェックです!

今現在のツイート数は4ですが、颯太と馬の可愛いイラストも掲載されています…!

 

では、ここまで!

次回こそはWordPressでお会いしましょう!(と言いつつ、2017年の総括記事は書きたい)