世界陸上2017ロンドン大会 前半戦のまとめ【014】

Copyright © 2017 Web Design ENOKI All Rights Reserved.



8月4日(金)から10日間にわたって繰り広げられている、2年に一度の祭典・世界陸上2017ロンドン大会。

早いもので、今大会も競技日程の半分を終えた。

 

今回は番外編として、大会前半戦を振り返る。

本日6日目の展望は23時頃に更新予定なので、そちらも合わせてご覧いただきたい。

 

 

※この記事は「テレビで放送していたらチャンネルを合わせて、日本代表がいたらとりあえず応援する」くらいの方に向けた見どころなので、いわゆる「陸上ガチ勢」の方にはぬるい内容になっています。

 

では、早速振り返りに入ろう。

 

三文プレイバック・前半戦

day1

地元の英雄・ファラー10000m大会三連覇。

男子100m日本代表、全員決勝進出の快挙。

男子走幅跳、ヘンダーソン(アメリカ)まさかの予選敗退。

day2

アヤナ(エチオピア)、女子10000mで2位を47秒突き放す爆走。

今大会の注目度No.1レースはガトリン(アメリカ)が制す。

 男子走幅跳南アフリカ勢2選手が表彰台に。

day3

川内優輝の代表ラストランは入賞まで3秒差の9位。

女子棒高跳ステファニディ(ギリシャ)、ウィニングジャンプで今季世界最高記録! 

男子砲丸投、決勝の選手は10位のシュトール(ドイツ)を除き全員回転投法。

day4

 女子ハンマー投は、ヴォダルチクが貫禄の金メダル。

テイラー、1本目から余裕17m越えで決勝へ。

男子200m予選、飯塚本人もびっくりのサプライズ繰り上げ着順通過。

day5

ファン・ニーケルク、まずは400m優勝。

男子3000m障害、ケンボイまさかの入賞圏外。

 世界記録保持者・ルディシャ(ケニア)欠場での男子800m金メダリストはボス(フランス)。

 

もはやネットニュースの見出しの羅列のようだ(ちゃんと考えてます)。

day2はどうしても『ボルト銅』にしたくなかった(断じてボルトが嫌いなわけではない)。

主役云々に関わらず、単純に勝者の名前を出すべきだと考えるだけだ。

ただ、決勝のレース後の会場で起きた出来事は陸上ファンでなくても知っているだろう。

スポーツ選手や芸能人などもこぞってこの話題を取り上げるが、私も世界陸上が終わって少ししてから記事を書く予定だ。

 

 国別メダル獲得数はあの国の独走状態!


f:id:enoki0520:20170809134001j:image

リレーを除く個人43種目のうち、5日目終了時点ですべての試合が終わり、メダルの持ち主が獲得しているのが20種目。

20×3+1(女子棒高跳で3位が2人いたため、銅メダルが1人多い)の計61人のメダリストが現時点で誕生した。

国別メダル獲得数1位は、11個(金3個、銀5個、銅3個)のアメリカ。

2位以下を大きく引き離し、独走状態だ。

2位は長距離でメダルを稼いでいるケニアが7個(金3個、銀1個、銅3個)でランクイン。

3位南アフリカは4個(金2個、銅2個)と。

4位ポーランドも4個だが、(金1個、銀2個、銅1個)で金メダルの数が少ないため、4位とした。

 

注目すべきはアメリカ。

ケニアが中長距離、マラソンのみでメダルを稼いでいるのに対し、アメリカは短距離からマラソンまで、フィールドも幅広いジャンルの種目でメダルを獲得している。

ちなみに5日目までに男女ともに試合が終了しているのは100m、10000m、棒高跳、マラソン。

反対に、6日目以降に男女とも予選が始まる(または一発決勝)種目は5000m、走高跳、4×100mと4×400mのリレー、競歩

アメリカはまだリレーも控えており、このまま2位以下を大きく突き放すことが予想される。

長距離は残り5000mのみだが、2位のケニアはどこまでメダルを伸ばせるか。

また、男子200mのファン・ニーケルクや女子800mのセメンヤのメダル獲得が期待される南アフリカは、ケニアにどこまで追い付けるか。

 

前半終了時点で日本代表はメダルも入賞もゼロ。

 5日目現在で日本はメダルはおろか、入賞もゼロという状態だ。

準決勝進出者は100mが3人、200mが2人、110mHと400mHがそれぞれ1人の合計7人。

いずれも男子選手だ。

 

また、トラックで準決勝進出ラインとなる上位24位以内に、フィールド及びマラソンの選手が何人入るかを集計したのが下のものだ。

 

合計10人(男子3人、女子7人)

 【男子】

棒高跳…荻田大樹(18位)

・マラソン…川内優輝(9位)、中本健太郎(10位)

【女子】

・10000m…鈴木亜由子(10位)、松田瑞生(19位)、上原美幸(24位)

やり投げ…斉藤真理菜(16位)、海老原有希(24位)

・マラソン…清田真央(16位)、安藤友香(17位)

 

入賞まであと少し、準決勝進出相当と素直に思えるのは、男子マラソンの2人と女子10000mの鈴木くらいになる。

終わってしまったことにあれこれ言うのは好きではない。

だが、3年は世界大会で活躍できる選手を育成することを考えると、あまりに短いことを選手たちはもちろん、指導者も自覚した方がいいだろう。

 

後半にはメダルを期待される種目がまだ残っているが、どうなるだろうか。

昨年のリオデジャネイロ五輪男子4×100mRのような、観ている側が興奮せずにはいられないような試合を、もう一度ロンドンの地で見せてほしい。

 

 

 

written by. ENOKI( @enoki0520